<論子さんの家族> 七人家族

 

おじいさん 真一(しんいち) むかし職人 

おばあさん 里子(さとこ)さん 専業主婦 

お父さん 貢(みつぐ)さん エリートサラリーマン 

お母さん 論子(ろんこ) さん 専業主婦  

長男 学(まなぶ)君 中2 おとうさん似のしっかりもの 

次男 路夫(みちお)君 小5 お母さん似の楽天家 

末っ子 仁実(ひとみ)ちゃん 小2   天真爛漫な末っ子

青木順子(よりこ)プロフィール

 

《大人の方へ》

 

はじめまして。富山で子ども論語の教室を開いている青木です。

今回、『論語普及会』のHP、ならびに『論語の友』で子ども論語のページを担当するというお話をいただき、子どもたちと過ごした10年を改めて振り返ってみました。

 もともと、論語は大人の研鑽のために書かれた書物であり、子どもに解説をするのはとても大変です。それは、子どもは経験が少なく、理解するに必要な情報量が圧倒的に少ないという事です。しかし、論語の中には是非とも子どもたちに知って欲しい言葉も多く、教室では毎回章句のカードを独自に作成し、説明してきました。

 カードに書かれている言葉は、論語の全文ではなく、一部を取り出してあるものが多く、それは一番『肝』になっているところだけを語るということに特化しているためです。

 今回のお話をいただいたとき、論語と同じように会話形式にしようと思いました。

 日常起こるさまざまな事の中に隠れている『論語のことば』を見つけることがテーマです。よく論語を学んだ方には『何だ』と思われる例も多いかもしれませんが、そこは小学校5年生の『路夫』君になって読んでください。

 会話の途中から「あぁ、これはあの章句だな」とか、名前を読んで「誰の事だ」と判るのも楽しいと思います。

 青木にとっても新ためて考える良い機会になりました。宜しくご一読ください。

 

《こどもさんへ》

 論語と聞くと「何かむずかしそう」と思っていませんか?

今から始まるお話は、ふつうに暮らしている論子さん家族の会話です。

何気ない出来事ですが、実はその中に論語がかくれているんです。

きっと君も「あーこんな事あるある」と思いあたるかも知れません。

さあみんな『論子さん一家』といっしょに楽しく論語を読んでみましょう。

 

《プロフィール》

富山県高岡市生まれ 高岡市在住

・とやま論語を楽しむ会 代表

・平成15年『富山廣徳塾』を仲間7名と開塾

・子ども論語塾を富山知事公館(現在は高志の國文学館)にて平成19年にスタート

・現在7箇所で おとな・こどもの塾を開催(委細は論語之友をご覧ください)

・仕事をしながら、論語の普及活動をおこなっている。

 

年齢は・・・・ないしょです。